作家:松原茉莉

松原 茉莉
Mari Matsubara

1997年東京都に生まれる。2020年日本大学芸術学部写真学科卒業、2024年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。すべてのものはどう在るのか、そして私たちはそれらをどのように感知し、認識し、意識を更新させていくのか。 このような、世界とそこに含まれる者との関係性への問いに向かい合うために、写真領域が持つ環世界の存在に 着目しながら作品を制作している。2019 年から継続的に行う制作〈Photo abstracting〉では、水溶紙を支持体に プリントした写真を水に溶かすことで、物質的にイメージをアブストラクトする独自の手法を用いている。イメージの表象と物質、潜像と顕像、メタファーとリアリティが混ざり合った概念的なイメージが生成され、それらのイメージを我々が感受するとき、何を見ているといえるのだろうか。 

2019

東京 代官山Space K 個展「fog/Light sample」

2020

台湾 国立台北芸術大学關渡美術館「不在此見 / Not in this image」

2023

東京 spiral スパイラルホール「SICF24(第24回SPIRAL INDEPENDENT CREATORS FESTIVAL)Exhibition部門」

2024

東京 spiral スパイラルホール「SICF25(第25回SPIRAL INDEPENDENT CREATORS FESTIVAL)Exhibition部門」