作家:湯浅実奈

湯浅 実奈
Mina Yuasa

1999年兵庫県生まれ。アルミシートを張った鏡面仕立ての下地にペインティングを裏表に施したオーロラフィルムを重ね張りした絵画を中心に制作している。
通常絵画は色や形が確定している様子を見るものだが、流動的で不確かな質感の現代のリアリティを追求するため、視点の位置や環境で見え方が変化する様により画面の色や形が捉えづらい揺らぎのある状態を作り出している。
また、画面を見ようとする程現実のこちら側の映り込みに意識を跳ね返される様で、絵の中に観る人を引き込むだけでなく、今何を見ているのか、どこの空間に意識を向けているのかについて対峙する現代の自画像的な場を目指している。 

2019

「第15回世界絵画大賞2019」入選

2022

多摩美術大学美術学部絵画科油画専攻 卒業
GALLERY b.TOKYO 個展「色素砲」
「2022年度 多摩美術大学校友会奨学金」奨学生
東京 多摩美術大学「2021年度 多摩美術大学卒業制作展」
東京 国立新美術館「第45回 東京五美術大学 連合卒業・修了制作展」
東京 三井不動産商業マネジメント株式会社「第23回 三井不動産商業マネジメント・オフィース・エクスビション」
東京 ギャラリーQ「Emerging Artists 2022」
東京 長亭GALLERY「長亭GALLERY展 2022」入選

2024

東京 多摩美術大学「2023年度多摩美術大学大学院修了展」
東京 国立新美術館「第47回 東京五美術大学 連合卒業・修了制作展」
神奈川 横浜市民ギャラリー「明石高校創立百周年記念美術展」
東京 spiral スパイラルホール「SICF25(第25回SPIRAL INDEPENDENT CREATORS FESTIVAL)Exhibition部門」